「BBQの火起こしが苦手」という方も多いのではないでしょうか。実際、簡単そうに見える火起こしも、いざやってみるとなかなか火がつかずに困ってしまうことがあります。
BBQの火起こしで失敗しないためには、必要な道具をしっかり準備し、適切な手順を踏むことが大切です。そこで今回は、火起こしの具体的なステップや失敗しないポイントを解説します。
火起こしに必要な道具一覧
BBQの火起こしには、主に以下の道具が必要です。忘れ物がないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。
- 着火剤
- 新聞紙や割りばしなどの燃えやすいもの
- 着火用ライター(または長めのマッチ)
- 炭
- うちわや火吹き棒
- 火ばさみ
- 手袋
着火剤は、初心者でも扱いやすい固形タイプやジェルタイプがあります。特に固形タイプは火が長く持続し、安定した火起こしに役立ちます。新聞紙や割りばしは着火剤の補助として便利です。湿気に弱いため、乾いたものを用意しましょう。
炭は、大きさや種類によって燃焼時間が異なるため、目的に応じた炭を選びましょう。初心者には火がつきやすい小さめの炭がおすすめです。うちわや火吹き棒は火を安定させるために空気を送るのに使います。火吹き棒は狙った場所にピンポイントで空気を送るのに便利です。
火起こし中のやけどや怪我を防ぐため、丈夫で耐熱性のある手袋や持ち手の長い火ばさみも忘れずに用意しましょう。
初心者でも簡単!BBQの火起こし3ステップ
初心者でも簡単に火起こしができる手順を3ステップでご紹介します。初めての方や慣れていない方は、手順を確認して予習しておきましょう。
ステップ1:炭を組み立てる
火起こしの成功には、炭の配置が大きく影響します。BBQコンロの中央に着火剤を置き、その周りに炭をドーム状に積み上げましょう。ドーム状にすることで空気の通り道ができ、火がつきやすくなります。炭を詰めすぎず、空気が循環できるスペースを確保するのがポイントです。
ステップ2:着火剤に火をつける
着火剤に火をつけ、うちわや火吹き棒で優しく風を送りましょう。風を送りすぎると着火剤の火が消えてしまうので、最初は少しずつ空気を送るのがコツです。火が広がりにくいと感じた場合は、新聞紙や割りばしなどの燃えやすいものを追加すると良いでしょう。
ステップ3:火が安定するまで待つ
炭の表面が白くなり始めたら、火が安定しているサインです。ここで炭の配置を崩してしまうと火が消えてしまうことがあるため、安定するまで10〜15分程度じっくり待ちましょう。焦らずに待つことで、火がしっかりと広がります。
失敗しないBBQの火起こしのポイント
火起こしで失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、主なポイントを3つご紹介します。
1.着火剤は十分に用意する
着火剤が燃え尽きる前に炭に火がつかなければ、再度火起こしをやり直さなければなりません。特に風が強い日や湿気が多い日には、思った以上に着火剤が早く燃え尽きることがあるため、余裕を持って準備するのがポイントです。
2.炭の配置に注意する
炭を詰めすぎると空気の通り道がふさがり、火がつきにくくなります。炭の間に適度な空間を空けることで、空気がうまく循環し、安定した火起こしが可能になります。炭は積み重ねるより、ドーム状に並べることで火がつきやすくなります。
3.風の向きを意識する
風上に火起こし場所を設置すると、自然に空気が流れ込み、火が安定しやすくなります。逆に風下では煙が広がりやすく、火が消えやすいので注意しましょう。火起こしを始める前に、風の向きを確認して場所を選ぶのがコツです。
これらのポイントを意識することで、BBQの火起こしがよりスムーズに進み、失敗するリスクを減らすことができます。
出張BBQサービスなら火起こし不要で手軽に楽しめる!
火起こしもBBQの醍醐味ですが、火がうまくつかずに時間がかかったり、準備に手間がかかり面倒に感じたりすることもありますよね。そんなときは、「本格出張BBQ」を利用してみてください。
本格出張BBQでは、火起こしから機材の準備、片付けまで、BBQに必要なすべての作業をBBQインストラクターの資格を持ったスタッフにおまかせすることができます。準備にかかる時間や労力を省けるだけでなく、火がうまく付かないといったストレスもありません。
また、有名メーカーのガスグリルを使用するため、上手に焼くのが難しい肉厚なお肉も、よりジューシーに焼きあがります。機材の使い方やお肉の焼き方もサポートしてくれるので、初心者の方でも本格的なBBQを楽しむことができます。
火起こしや準備に時間をかけず、本格的なBBQを手軽に楽しみたい方には、本格出張BBQがぴったりです。この機会にぜひ利用して、心ゆくまでBBQの魅力を堪能してみてください。