「イベントの企画やプロデュースは何から始めればいいか分からない」「イベント運営のポイントを知りたい」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
イベントを成功させるためには、企画から運営までの流れを理解し、ひとつひとつ着実に準備を進めていくことが大切です。
今回は、イベント企画やプロデュースの基本的な流れと、失敗を防ぐためのポイントをご紹介します。あわせて、自社での運営とプロに依頼する場合の違いについても解説していきます。
まず何から始める?イベントの企画・プロデュースの流れ
イベントの企画から運営までの主な流れを段階ごとに紹介します。初めての方でもイメージしやすいようにまとめていますので、参考にしてください。
1.目的とターゲットの明確化
最初に取り組むべきなのは、イベントの「目的」と「ターゲット」を明確にすることです。ここが曖昧だと、企画がぶれやすくなり、最終的な満足度も下がってしまいます。例えば、「新商品の認知拡大」や「学生向けの就活セミナー」など、目的と対象者がはっきりしていると、その後のプランも立てやすくなります。
2.コンセプト設計
目的やターゲットを踏まえて、イベントのコンセプトを設計します。「どのような体験を提供したいか」「参加者にどのような印象を持ってほしいか」を考え、テーマやキャッチコピーを設定しましょう。
3.企画立案とプランニング
コンセプトに沿って、実際のイベント内容を具体化していきます。以下のような項目を検討していきましょう。
- 開催日や会場候補の選定
- 概算の予算設定
- イベント内容(プログラム)
- 想定される来場者数
- 全体のスケジュール
必要に応じて、追加の企画や項目を検討しましょう。
4.スタッフと協力会社の手配
企画が固まってきたら、実施に必要なスタッフや協力会社を手配します。イベント制作会社や音響・照明、映像、軽微など、内容に応じたパートナーと連携し、打ち合わせを重ねて企画の詳細を詰めていきます。
5.告知・集客計画
どれだけ内容が良くても、人が集まらなければ成功とは言えません。効果的な集客プランを立てましょう。
- 紙媒体やSNS広告での告知
- イベント特設ページの開設
- ハッシュタグの設定や運用
- ティザー動画の制作
複数の手段を組み合わせることで、より多くの参加者を集められます。
6.実施準備
開催直前には、運営マニュアルやタイムテーブルを作成し、関係者との最終確認を行います。機材搬入・設営、リハーサルのスケジュール調整、スタッフ間の連絡体制など、実施に向けて準備しましょう。
7.当日の運営
当日は、進行責任者や現場ディレクターを中心に、チーム全体で円滑な運営を目指します。スケジュール通りの進行管理をしつつ、トラブル発生時には迅速に対応しましょう。来場者への対応や安全管理も重要な業務です。
準備が重要!イベントの企画・プロデュースで失敗しないためのポイント
イベントでの失敗を防ぐためには、事前準備とチーム連携が鍵となります。とくに以下の2点を押さえておきましょう。
トラブルへの備えを忘れずに
どれだけ細かく準備しても、当日になって想定外のトラブルが起きる可能性はあります。事前に「どのようなトラブルが起きうるか」をシミュレーションし、対応する手段を用意しておきましょう。例えば、雨天時の代替プランを用意したり、スタッフの急な欠勤に備えてバックアップ要因を確保したりしておくと安心です。
情報伝達と役割分担の徹底
イベント運営では、チーム内の情報共有不足が致命的なミスに直結します。全員が同じ資料を持っているか、リハーサルやミーティングを通じて、役割や手順を確認しておきましょう。役割分担では、「誰が何をするか」を明確にしてください。
イベントは自社で企画・運営する?プロに任せる?
イベントを自社でおこなうか、プロに依頼するかは、規模や目的によって変わります。
自社で企画や運営をするメリットは、コストを抑えられる点や社内にノウハウが蓄積される点です。一方で、人的リソースが圧迫されたり、経験不足によるトラブル対応に不安が残ったりします。
プロに任せるメリットは、社内の負担が軽減できるだけでなく、クオリティの高い運営が可能になります。しかし、コストがかかるのが最大のデメリットです。
小規模の社内向けイベントであれば自社でも十分対応できますが、大規模イベントやゲストを招くような内容であれば、プロに任せるのが安心です。
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