BBQの準備で意外と悩みやすいのが、炭の火起こしです。「なかなか火が付かない」「いつ焼き始めればいいのかわからない」と戸惑うこともありますが、道具選びや炭の組み方など、いくつかのポイントを押さえれば初心者でも無理なく火を起こせます。
この記事では、基本的な火の付け方から火起こし器の使い方、火が付かないときの対処法、安全に楽しむための注意点まで解説。あわせて、後片付けや準備の手間を減らしたい方に向けた出張BBQも紹介します。
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BBQの火起こしに必要な道具

まずは、火起こしに必要な道具を確認しましょう。
| 道具 | 用途 |
| 炭 | 火種となる燃料。種類によって火付きや火持ちが変わる |
| 着火剤 | 炭に火を移すための助燃材。固形タイプとジェルタイプがある |
| 火起こし器 | 煙突効果を利用した筒状の道具。空気の流れを作って着火を早める |
| 着火用のライター、点火棒 | 着火剤に火を付ける |
| うちわ、送風機 | 炭に効率よく空気を送る |
| 火ばさみ | 熱い炭を安全につかんで動かす |
押さえておきたい道具選びのポイント

初心者が火起こしでつまずかないためには、道具選びも重要です。
▼炭の選び方
初めて火起こしをするなら、火付きのよい一般的な木炭がおすすめです。備長炭は火持ちがよい反面、火が付くまで時間がかかるため、慣れてきたら使うとよいでしょう。
▼着火剤の選び方
固形タイプが扱いやすく、初心者向けです。ジェルタイプは手軽ですが、火がついた状態での継ぎ足しは危険なため、注意する必要があります。
▼炭の量の目安
1人あたり1kg、または1時間あたり1kgが目安です。4〜5人なら4〜5kgほどを用意し、足りなくなったら継ぎ足します。必要な量はグリルの大きさや焼く時間、炭の種類でも変わるため、製品の表示もあわせて確認してください。
▼コンロ・グリルの形
形状によって、空気の入り方や火の回り方は異なります。火起こし中に困らないように、吸気口の位置や深さなどが空気を取り込みやすい構造かどうか説明書で確認しておきましょう。
BBQの火の付け方5ステップ

道具がそろったら、いよいよ着火です。次の順序で火を付けていきます。
- 着火剤を炉の中央に置き、その上に炭を山型に組む
- 着火剤にライターで火を付け、炎が炭へ移るのを待つ
- 炎が安定してきたら、うちわや送風機で下から風を送り、火を大きくする
- 炭の表面に白い灰が付くまで待つ
- 網をのせて焼き始める
失敗しないためのポイントは次のとおりです。
- 炭は山のように積み、空気が下から上へ抜けるようにする
- 炎が大きいうちは表面が焦げやすいため焼かない
- 炭の表面が白っぽくなり、炎が落ち着いてから焼き始める
- 炭は片側に多く寄せて強火、反対側を弱火にすると、焼く場所と保温する場所を使い分けられる
火起こし器(チムニースターター)を使う方法

「うちわであおいでもなかなか火が大きくならない……」という方には、火起こし器を使う方法がおすすめです。火起こし器なら、うちわで何度もあおぐ必要がなく、火起こしに慣れていない方でも扱いやすいメリットがあります。
▼火起こし器の使い方
- 火起こし器の下に着火剤を置く
- 筒の中に炭を入れる
- 着火剤に火を付ける
これだけで、うちわであおがなくても炭が燃え上がっていきます。
▼炭を炉へ移すタイミング
炭の表面、特に上部が灰色になってきたら移し時です。難燃性の革手袋を着用し、火起こし器のハンドルを持って炭を炉へ移します。細かな位置の調整には火ばさみを使いましょう。
▼注意点
- 筒も炭も非常に高温になるため、やけどに注意する
- 軍手は火に弱いため、火の近くで作業するときは難燃性の革手袋を選ぶ
- 炭を移す際は、必ず火ばさみと難燃性の革手袋を使用する
着火剤なし・新聞紙で火を付ける方法

着火剤を忘れてしまっても、新聞紙があれば代用可能です。やり方は、炉の底に丸めた新聞紙を数本並べて土台にし、その上に炭を山型に組んで点火します。
手軽な方法ですが、火の付いた新聞紙が舞い上がって周囲に燃え移ったり、灰が食材に飛んだりする恐れがあるため、注意してください。新聞紙はあくまで緊急時の代用品。普段のBBQでは市販の着火剤を使うほうが安全です。
火が付かない原因と、やってはいけない危険な方法

火が付かない原因は、症状ごとに異なります。まずは、よくある原因と対処法を確認しましょう。
▼火が付かないときの主な原因と対処法
| 症状 | 主な原因 | 対処 |
| すぐに火が消える | 炭の詰めすぎによる空気不足 | すき間を空けて組み直す |
| 炎が炭へ移らない | 着火剤が少ない、炭や着火剤が湿っている | いったん火を落ち着かせ、炭が冷めてから着火剤と炭を組み直す |
| 火力が上がらない | 風を送れない | うちわや送風機で空気を送る |

▼絶対に避けたい危険なこと
- ガソリン、アルコール、ホワイトガソリンを炭にかけて着火しない
- 火がついた着火剤を後から継ぎ足さない
ガソリンやアルコール、ホワイトガソリンは急激に燃え上がり、大やけどや火災を招く恐れがあります。着火剤の継ぎ足しも、炎が逆流して手元を直撃する危険があるため、絶対に避けてください。
火が弱いと感じても、いったん火が消えるのを待って、新しく組み直すようにしましょう。
▼消火・後片付けのポイント
- 消火用の水や消火器を近くに用意する
- 炭の消火・処分は、施設や説明書の指示に従う
- 炭は完全に冷ましてから処分する
▼BBQで守りたい安全の基本
- 炭火は屋外の風通しのよい場所で使用する
(テント・室内・車庫での使用は、一酸化炭素中毒の危険があるため避ける) - 火のそばを無人にしない
- 建物や燃えやすいものから十分に距離をとる
- 子どもやペットを火元に近づけない
- 風が強い日は火起こしや調理を中止する
- 施設や機材の注意事項に従う
火起こしの手間を省いてBBQを楽しむなら出張BBQ

ここまで火の付け方を紹介してきましたが、「火起こしや後片付けを自分たちでやるのは大変……」と感じる方もいるのではないでしょうか。
『本格出張BBQ』では、食材や機材の準備・設営・片付けまで対応しています。ガスグリルを使用するため炭の火起こしは不要で、準備や後片付けに追われることなくBBQを楽しめます。
さらに、企業の懇親会・周年記念・ファミリーデーなど豊富な開催実績があり、屋台・縁日・餅つき・寿司職人・マグロ解体ショーなどのオプションも組み合わせられるため、BBQだけではない特別なイベントづくりも可能です。
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まとめ

BBQの火起こしは、道具をそろえ、空気の通り道を意識して炭を組むことがポイントです。うまく火が付かないときも慌てずに組み直し、危険な方法は避けながら進めれば、初心者でも安心して楽しめます。
準備や片付けの負担を減らしたい場合は、火起こし不要の出張BBQを活用するのも一つの方法です。BBQは無理なく楽しむことが何より大切。自分にぴったりのスタイルを選んで、存分に楽しみましょう。
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